【長崎】梅本市議のパワハラ問題で市議会が防止策の指針
NCC長崎文化放送
長崎市議会で、議員から市の職員らへの「パワハラ」に該当する言動があったとして鈴木市長が検証と再発防止策を申し入れたことを受けて、岩永議長が、議員のハラスメント防止に向けた指針を市長に示しました。 【写真】梅本市議のパワハラ問題で市議会が防止策の指針
この問題は、9月定例会の一般質問で、ながさき次世代の党の梅本けいすけ議員(56)が、職員に対し、激しい言葉で叱責するなどのパワハラをしたなどとして、鈴木市長が市議会に防止策を求めていたものです。 議長が示した「長崎市議会におけるハラスメントの防止等に関する指針」では、議員がパワハラなどの言葉や行為により、職員に苦痛や不快感を与えることがないよう求める内容となっています。またハラスメントを行った議員が指導や助言、注意に応じない時は、名前や相談内容を公表することや、全ての議員に対し、改選後は必ず研修を実施することなどを明記しています。 鈴木市長: 「議会と市との関係、これは適切に構築しながら建設的な議論を議会の場で行っていく。これが大切だと思います」 岩永敏博議長: 「梅本議員にももちろんこの議会で決まったことを話しました。本人はハラスメント的な対応はしたつもりはないという趣旨の話はしておりました。議会で決まったことですから(梅本議員には)一定の理解は示してもらっているものと思っています」 指針は今月の定例会から運用されます。
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