「ボートレース甲子園・Ｇ２」（１２日、津） 峰竜太（３９）＝佐賀・９５期・Ａ１＝は、９Ｒでは、５コースから３着として、得点率は８・００。桑原悠（長崎）と並んで３位タイとした。これで予選突破へ大きく前進した形にはなった。ただ、“艇界のスーパースター”が目指しているのはもっと上のところにある。「もちろん予選トップで通過できればいいけど、最近は３コースがいい感じなので、予選３位で通過して優勝戦３号艇から逆転満塁ホームランってのもいいですね」と自信たっぷりだ。それもそのはずで「整備が大成功。２日目までの変な感じは完全になくなったし、もう不安はない」と確かな手応えをつかんでいるからだろう。 「自分は田舎出身で都会に比べれば環境は良くないと思う。でもそういうのに負けずというか、不屈の精神で結果を残して、同じ境遇の人に力を与えたい。開会式でも言ったけど、佐賀県は野球もボートも強いんだってところを見せつけたい」と、さまざまな思いを背負って峰は戦い続ける。
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