東京スカイツリー落雪対策を公開 スタッフ考案の器具9種類で被害防ぐ
雪の季節を前に、日本一の高さを誇る東京スカイツリーで落雪対策の作業が公開されました。 【映像】実際に起きた落雪の瞬間(2015年2月) 東京スカイツリーでは、2011年から毎年この時期に地上375メートル地点での落雪対策の作業を公開しています。 「今年の2月に東京で雪が降った際に活躍したのはこちらの噴霧器です。60℃のお湯や凍結防止剤などが入った水で4メートル先の雪を融かします」(リポート:中西祐加) ほかにも、雪を払い落とす「スイーパー」など、スタッフが考案した9種類の器具を使って落雪を防ぎます。 東京スカイツリー周辺では、これまでに家の屋根の一部が破損するなど、落雪が原因とみられる被害が27件起きています。担当者は「近隣に住む人に安心してもらうためにしっかりと雪対策を行いたい」としています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部