女性におすすめのトレッキングポール5選
女性におすすめのトレッキングポール5選
山歩き時の身体の負担をやわらげてくれる、トレッキングポール。 登山ガイドの渡辺佐智さんとMtランドネさん、ランドネ編集部がいっしょに、女性におすすめの5種類のトレッキングポールを実際に山で使いながら、検証しました。 本記事では、検証する中で感じたトレッキングポール選びのポイントと、検証の山行に同行した4人の感想をそれぞれまとめてご紹介! ぜひ、購入するときの参考にしてください!
女性におすすめのトレッキングポール5選!
レキ・クレシダ モンベル・アルパインポール カムロック ドライグリップ S ブラックダイヤモンド・ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ シナノ・FAST-115 カーボンW フリーライト・FIZAN TREKKING COMPACT FREELIGHT model 158g。
トレッキングポール選びの6つのポイント
今回のトレッキングポール5アイテムの検証にあたっては、登山ガイドの渡辺佐智さん、Mtランドネ会員のペン銀さん、ランドネ編集部の山﨑、編集ライターの山賀の4人で、実際に山を登り下りしながら使い比べてみました。その結果わかったことは、同じトレッキングポールといっても使い心地がだいぶ違うということと、人によって好みや合う合わないがあること。 使い比べる中で、選ぶときのポイントになりそうだと感じたのは、おもに以下の6点です。 <1。 収納方法> 従来のシャフトを伸び縮みさせるタイプと、Z形に折りたためるタイプに大きく分かれます。折りたたみタイプはコンパクトになるためバックパック内にも収納可能。いっぽう、伸縮タイプは調整できる長さの幅が広いものが多く、救助時などの固定具としても使えるというメリットがあります。 <2。 長さの調整方法> レバーを開閉することで固定するレバーロック式か、シャフトをひねって固定するスクリュー式がほとんど。レバーロック式は弱い力でも操作しやすいというメリットがあるのに対して、スクリュー式は見た目がすっきりしていて軽量化できるという利点があります。 <3。 重さ> 素材や作りなど、さまざまな要素によって決まります。軽量だと持ち運びときにラクなだけでなく、使用時に振りやすくもなります。 <4。 丈夫さ> 現在よく使われている素材はアルミとカーボンで、一般的にはアルミのほうが重いが丈夫、カーボンは軽さがあります。また、アルミは曲がっても折れることは少ないのに対して、カーボンは折れて使用できなくなる可能性があります。 <5。 グリップ> 今回検証してみて、意外と重要だとわかったのが、グリップの握りやすさ。特に上から握ることになる下りのときに、使い勝手に差が感じられました。持ち方や手の大きさ、好みによっても違うので、実際に握り比べてみるのがおすすめです。 左からレキ・クレシダ/モンベル・アルパインポール カムロック ドライグリップ S/シナノ・FAST-115 カーボンW/フリーライト・FIZAN TREKKING COMPACT FREELIGHT model 158g/ブラックダイヤモンド・ウィメンズ ディスタンスカーボンFLZ。 <6。 価格> 購入するとなったら、もちろん価格も重要な決め手になります。最初から値段が高くてもいいもの買いたいタイプと、まずはリーズナブルなものを使ってみて何が合うのかを見極めたいタイプに分かれます。