制作延期中の『教場3』がお蔵入りの大ピンチ…木村拓哉の予定が抑えられず「フジテレビが大慌て」
6月20日、木村拓哉(51)主演のドラマ『Believe-君にかける橋-』(テレビ朝日系)が最終回を迎えて約3週間──。早くも、ファンは次の作品に期待をよせている。 【画像】すごい…!鍛えられた上身体が露わのキムタク「50代とは思えない肉体美」姿 「今年の冬、映画『グランメゾン・パリ』が公開されます。’19年に放送されたドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)の劇場版で、木村さん演じる一流レストランシェフの活躍を描いた物語です。映画の公開に合わせて、新作スペシャルドラマも放送されます」(スポーツ紙芸能記者) 劇場版公開のカウントダウンが始まる中、時計の針が止まった作品がある。ドラマ『教場』(フジテレビ系)シリーズの続編だ。 「昨年9月、『教場』スペシャルドラマの制作が延期になったことが発覚。’23年秋に撮影し、’24年春の放送を予定していました。発表によると番組制作上のトラブルが原因とのことでしたが、一部週刊誌では旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)の性加害問題によるスポンサー撤退が理由ではないかと報じられました。現在も撮影再開の目処は立っておらず、業界内ではお蔵入りも危惧されています」(テレビ局関係者) 『教場』は、木村演じる右目を失った警察学校の教官・風間公親が、さまざまな訓練生を厳しく愛のある指導で一人前の警察官に育てる姿を描いた物語。’20年に『教場』、’21年に『教場Ⅱ』が新春スペシャルで放送され、昨年4月には連続ドラマ『風間公親-教場0-』で風間の過去も描かれた。 制作延期から1年近く経っても動きが見られないのには、こんな理由が。 「木村さんのスケジュールが確保できないんです。彼は今年1~3月はパリで『グランメゾン・パリ』の撮影、3~6月は『Believe』の撮影が入っていました。9~12月はライブツアーが開催されるので、現在はその準備をしています。秋ごろから『グランメゾン・パリ』の宣伝も兼ねたテレビ出演も増えるでしょう。年内に『教場』の撮影をするのは難しいと思いますよ」(前出・テレビ局関係者) 主演である木村のスケジュール調整が難航しているのは間違いない。芸能プロ関係者は、「木村のストイックすぎる“役者魂”も影響しているのではないか」と話す。 「クランクイン数ヵ月前から所作などの役作りを始めるなど、木村さんの『教場』に対する熱量は非常に高いです。彼の求めるレベルに達するため、生徒役で出演するタレントも髪を短くしたり、行進や敬礼等の訓練を受けなければなりません。必然的に拘束時間が長くなるため、撮影期間を確保するのは大変なんですよ」 出演者のスケジュール、撮影期間の確保と、乗り越えなければならない条件は多い。ただ、制作サイドにとって、続編は肝いりの計画のようで……。 「『教場0』の放送が決まった直後から、続編を考えていました。実際、連ドラの最終回は続きを仄めかす意味深なシーンでしたからね。フジテレビとしては、お蔵入りは何としても避けたいはず。出演者の選定や脚本などからやり直しているのではないでしょうか。 フジテレビは昨年4月期の『教場0』以来、月9ドラマが4作連続で、一話も二桁視聴率に届かない状況が続いています。復権への一手として『教場』にかける期待は大きい。続編はぜひ欲しいでしょうからね」(前出・芸能プロ関係者) 制作サイドの“ちょ、待てよ”が解けて、『教場3』が放送される日は来るか──。
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