「ただ細いだけじゃ身長は高く見えない」と例えた高橋文哉の深い人生観に女子高生も感嘆
映画『ブルーピリオド』(8月9日公開)のイベントが1日、杉並区・女子美術大学にて行われ、俳優の眞栄田郷敦、高橋文哉、板垣李光人、桜田ひよりが登壇。現役の美大生たちと熱い“アート”トークを繰り広げた。 【写真】4人の画家ファッション 山口つばさによる、「アート」を題材とした大ヒット漫画の映画化。 映画のロケ地にもなった同校に“凱旋”を果たした一同。4人が学生たちと共同制作した“青い”絵画がお披露目されると、会場の学生たちからも感動の大歓声。 試写会での高評価に主演の眞栄田は「パワーをもらったという声を聞くとより公開が楽しみになります」と手ごたえを感じている様子。 この日は、美術を学ぶ女子高生たちから一同に質問。眞栄田演じる主人公の葛藤に「痛いくらい共感した」という学生から「これだけは譲れないものは」と聞かれると、眞栄田は「自分を磨くことですかね。何でもできる人になりたいです。スーパーマンになれればいいかな、と」と不思議な回答。 一方、高橋文哉が「余白。“縦”にがんばりたいときは“横”の余白を、“横”に頑張りたいときは“縦”の余白を大事にする」と答えると眞栄田が「ちょっと分からない(笑)」。 高橋は「“縦”に努力するために“横”にある、好きなことや友達と会う時間を削ったりするのは…。そこを削れば縦も長くなるかもしれないけど、自分の人生の余白をしっかりと作って日々生きてます」。 眞栄田が「ちょっと分かってきました」と共感すると「縦を伸ばすためには横も大事。人間、ただ細いだけじゃ身長は高く見えないし」と例えると、桜田ひよりも共感の表情。高橋の深い回答に女子高生たちも感銘を受けた表情だった。