大阪ダブル選 当選の維新・松井氏、吉村氏が会見(全文3)
橋下氏のやってきたことについて、どの点を修正していきたいか
読売テレビ:読売テレビのハルカワです。どうも、当選おめでとうございます。吉村さんにちょっとお聞きしたいんですけども、先ほどもおっしゃって、選挙戦でもおっしゃっていましたが、橋下さんがやってこられたことについての修正すべき点を修正していきたいとおっしゃっていましたが、具体的にはどういう点をどういうふうに修正されたいとお思いですか。 吉村:まずは、例えば地下鉄の民営化についてもそうですし、さまざま、議会との関係で進んでいない改革がまず多かったと思ってます。これは橋下市長自身はご自身、議会の抵抗があってなかなか進まないというのを表現もされてましたが、その議会と合意形成して初めて進むような案件がたくさんあるわけで、それが確実に今止まってる状態なわけです。そこについては私自身議会出身でもあるので、当然議会の意見を聞いて修正するとこは修正しなきゃいけないと思いますけども、修正するとこは修正して、それで議会で止まってる案件を確実に進めていくというのが1点。 もう1つが橋下市長が就任されて、その当時の大阪市役所というのはやっぱり交付問題 含めて、役所内部を改革すべき点っていうのが本当にたくさんあって、それにかなりパワーを使われたという印象を持ってます。僕自身はやっぱり大阪を元気にしていくというためにも、大阪が持ってる技術であったり、観光であったり、さまざまな魅力っていうのを、もっと内外にも発信していかないといけないと思ってますし、われわれ大阪が景気も良くならなきゃいけないという思いもありますんで、人とか物とか、あるいはいろんなものが大阪に集まってくる、中心地に集まってくる。そういうことが必要だと思ってますんで、僕自身は他都市との連携も含めてですけれども、あるいは経済界等も含めてですけれども、要は大阪の良さをどんどん国内にも国外にもトップセールスしていって、この大阪をどんどん良くしていきたいという思いがあります。