ryuchellさん…突然の死に悲しみの声 “自分らしさ”発信の一方「覚悟したのにしんどくて怖くてたまらない」
■「覚悟したのに、しんどくて怖くてたまらない」 でも「同時に、前を向くしかない」
『news zero』のパートナーを務める辻愛沙子さんは、ryuchellさんと親交があったということです。カミングアウトした後に、どのような思いを抱えていたのでしょうか。 有働由美子キャスター 「辻さんは、ryuchellさんと親交があったんですよね」 辻愛沙子・クリエイティブディレクター(『news zero』パートナー) 「皆の期待に応えようといつも一生懸命で、同時に自分の心にも正直に生きようと悩みながらもがいていた、本当に本当にすてきな人です。カミングアウトした後にちょっと連絡をとりあっていたんですけど、『覚悟した上なのに、しんどくて怖くてたまらない』と言っていました。でも『同時に、前を向くしかない』と」 「表にはみえていなくても、人には人の悩みや葛藤があって、SNSで見えていることが全てではないし、画面の向こうに同じ生身の人がいることを改めて想像してほしいと思います」 「苦しい時は孤独に感じやすいし、味方なんていないと感じてしまう時もあるかもしれないけれど、きっと1人じゃないですし、もし今、苦しいと感じている人がいたら、『あなたがあなたでいること自体が尊いことだよ』と伝えたいです」 有働キャスター 「このニュースでショックを受けた人がいると思います。まず、心を落ち着けるためのウェブページがあります。『こころのオンライン避難所』。気持ちを落ち着かせる方法などが具体的に紹介されています。それでも、気持ちのやり場がないという人には、電話相談の窓口もあります。『よりそいホットライン』では、24時間いつでも相談することができます。LINEの『生きづらびっと』や『こころのほっとチャット』は、友だち追加で相談することができます。どうか1人で抱え込まずに、一度相談してみてください」 ・電話「こころの健康相談」0570-064-556 ・LINE「生きづらびっと」友だち追加 ・LINE「こころのほっとチャット」友だち追加 (7月12日放送『news zero』より)