「絵本を通じて日常のわくわくを届けたい」と語る萩原社長

　「創造性を高める五感への刺激」をテーマにFLORE（神戸市中央区）の萩原千恵子社長が制作した絵本「グレーヌのとびら」（文芸社）の出版記念イベントが5月3日～5日の3日間、神戸・北野の「FLORE Artist Gallery」（神戸市中央区山本通1）で開催される。（神戸経済新聞） 【写真】カラフルな色が使われた絵本 　チューリップの花びらを敷き詰めた花絵でまちを彩る「インフィオラータこうべ」に合わせて開く同イベント。会場では、絵本からインスピレーションを受けた花の展示や子どもたちが絵本のストーリーを想像して描く「お絵描きワークショップ」、フランス料理店「アントル ヌー」の高山英紀シェフがプロデュースしたクッキーの販売などを行う。 　萩原さんは「コロナや戦争など、さまざまな困難の時代に相手を思いやる気持ちや想像力の大切さを伝えるため、子どもから大人まで楽しめるバイリンガルの絵本を作った」と話す。「クッキーを食べながら絵本を読んで語り合うなど、絵本から抜け出し創造性を表現するようなことを親子で楽しんでもらいたい」とも。 　営業時間は13時～17時（3日は14時～）。入場無料。5月5日まで。