ロケットのパーツと月の隕石を使用して模した日の丸のデザインが印象的なルイ・モネの日本限定モデル“ジャパン ロケット”

スイス高級時計ブランド“ LOUIS MOINET（ルイ・モネ）”が、希少な素材を使用した日本限定20本の特別モデル“ジャパン ロケット”を発表。12月1日に発売する。 【ルイ・モネの日本限定モデル“ジャパン ロケット”の詳細をチェック】 本作最大の特徴は、ロケットのパーツと月の隕石を使用して模した日の丸のデザイン。3時位置のアルミ製カプセルに収められた赤い丸は、40万kmの旅の末にオマーンのドファール砂漠に落下した月の隕石で、世界で300個程度しか記録されていない極希少な素材に赤く加工を施したモノが使用されている。 その下には、宇宙航空研究開発機構と三菱重工業が共同で開発し、2009年から20年までに9つのミッションに成功した“H-IIBロケット”のフェアリングのパーツをセット。赤い月の隕石と白いフェアリングパーツの組み合わせで日の丸がデザインするという斬新なアイデアが発揮された。 文字盤の中央にセットされているのは、宇宙を想起させるミッドナイトブルーに彩った“ギベオン隕石”で、ウィドマンシュテッテン構造と呼ばれる、細かい網目状の神秘的な模様が特徴。ニッケルが鉄から分離して結晶化することで生成されるこの模様は、地球上では再現することが不可能と証明されており、他にはない表情を生み出している。

■Ref.LM-45.10.JP。SS（43.2mm径）。5気圧防水。自動巻き（Cal.LM45）。日本限定20本。385万円

ムーヴメントにも、コート・ド・ジュネーブ、サーキュラーサテン仕上げ、サーキュラーグレイン仕上げなど、高級時計製造における伝統的な装飾が採用され、サファイアクリスタルのケースバックからは、ローターの動きを鑑賞することもできる。 立体的なフォルムのケースは“ネオ・ケース”と名付けられ、ラグが横方向にくり抜かれたオープンワーク仕様。インデックスは、光沢が出る仕上げを施したアプライドアワーインデックスで、中央はホワイトにカラーリングされており、文字盤とのコントラストによる抜群の視認性が与えられた。 経年変化を楽しめるルイジアナアリゲーターレザーのベルトとリューズには、ルイ・モネのシンボルである“フルール・ド・リス（ユリの紋章）”もあしらわれ、ルイ・モネらしいユニークなタイムピースであることを証明する。価格は385万円。