田畑裕明議員の2度の記者会見を受けて「説明責任 果たしていない」自民党以外からも批判相次ぐ
チューリップテレビ
不適切な党員登録問題について2度の会見を開いた自民党の田畑裕明議員について、自民党以外の政党からは『説明責任を果たしていない』との批判が相次いだほか、党員の管理に関する富山県連の責任も大きいとの声も上がっています。 【写真を見る】田畑裕明議員の2度の記者会見を受けて「説明責任 果たしていない」自民党以外からも批判相次ぐ 11月29日の記者会見で田畑議員は、不適切な党員登録が262人だったことを公表しました。党員登録と党費の支払いは親族が行い亡くなってからは父親が引き継いだとし、自身の関与は否定しました。 また、客観的な証拠を示さず報道陣からの質問がやまない中、会場を後にしました。この会見について先月の衆院選で田畑議員を推薦した公明党富山県本部の代表は次のようにコメントしました。 公明党富山県本部 佐藤則寿県議 「(会見)時間の問題だとかそういったことが報道されております。マスコミに対しても当然丁寧に対応していくべきですし、何よりも政治家ですので有権者に対しては、またこれからの対応になるんだろうと思いますし…、今後についても彼には公明党の推薦議員であるということをしっかり自覚してもらいたい」 一方、野党からは… 立憲民主党 菅沢裕明県議 「ちゃんとした説明責任を果していないように思います。党費がどういうふうに処理されていたのかということについて、親御さんの代のことであるとかね、他に責任を転嫁することはいけませんよ。彼自身の責任があるわけであって、もっと主体的な責任ある姿勢で説明責任を果すべきだと思います。他人のせいにしてはいけません」 共産党 火爪弘子県議 「音声テープも含めてですね。実際はこうだという反論には全くいないしそれを示す証もないわけですから…、死人に口なしというようなことでお世話になった親族をああいう形で出すということは人間的にもやっぱり気持ちのいい説明ではなかったのではないかと思ってます」 田畑議員をめぐっては自民党内からも「説明が不十分」と言った声が相次いでいます。 自民党県連と市連は7日、田畑議員本人から直接説明を聞く場を設ける予定で、党本部へ上申するかを含めて今後の対応を協議するとみられます。
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