セルティックにとってリーグ制覇は“楽勝” 求められるのはCLでの結果だけだ「サポーターには夢を見る権利がある」
新形式のCLでは白星を増やせるかもしれない
1日、セルティックはスコットランド国内リーグ第4節にてライバルのレンジャーズと対戦し、3-0で圧勝。セルティックが実力を証明するゲームとなった。 これでセルティックは開幕から4連勝だ。アバディーンが同じく4連勝しているが、やはり今季もセルティックが圧倒的に有利だろう。英『BBC』も、国内リーグ制覇は『楽勝』とまで分析している。 もはや国内に敵はなく、セルティックが何かを証明するにはチャンピオンズリーグの舞台で勝つしかないのだ。 「両チームは今後もライバル関係ではあるが、それは歴史的な問題があるからだ。セルティックの方はコーチ陣も安定していて、優秀だ。彼らは間違いなく楽にリーグを制するだろう。国内リーグはもう彼らにとって試練の場ではない。過去13シーズンのうち12シーズンでレンジャーズより優れていることを証明したのだから」 「チャンピオンズリーグだ。新しいフォーマットになった今季は、過去10年にわたって失敗してきたセルティックにも何かを成し遂げるチャンスとなるのではないか。サポーターには夢を見る権利がある。今夏のプレシーズンではチェルシーとマンチェスター・シティに勝っており、その勢いを今も維持しているのだ」 今季よりチャンピオンズリーグはレギュレーションが変わっており、従来のグループステージ制は廃止された。今季からはリーグフェーズ制が導入され、異なる8チームと戦うことになる。 セルティックの場合は18日にスロバキアのSKスロバンと初戦を戦い、そこからドルトムント(ドイツ)、アタランタ(イタリア)、ライプツィヒ(ドイツ)、クラブ・ブルージュ(ベルギー)、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)、ヤングボーイズ(スイス)、アストン・ヴィラ(イングランド)と対戦する予定だ。 強敵もいるが、5大リーグ以外のクラブとの戦いも増えた。上のラウンドに進めるかは分からないが、複数の白星を手にすることも不可能ではないはず。国内リーグ制覇は当たり前のミッションであり、新レギュレーションのCLでどこまで進めるのか。サポーターが注目しているのはここだろう。
構成/ザ・ワールド編集部