アルマーニ、ブルックスetc. 気負わずさらりと羽織りたいラグジュアリーなシャツ3選!
気負わずさらりと羽織れるシンプルなデザイン。でも柔らかな手触りやきめ細やかなディテールなど、随所に上質さが漂うラグジュアリーブランドの一級品をセレクト。 ▶︎すべての写真を見る まだまだ暑さも残るが、暦の上ではもう秋。すなわちシャツ一枚が気持ちいい季節だ。
「エンポリオ アルマーニ」のウールシャツ
アトランティックをテーマに据えた今季。その広大なフィールドへと挑む飽くなき冒険心を、コレクションの端々から感じさせる。 手触りは柔らかく、それでいてタフな目の詰まりが頼もしいバージンウール製のシャツは、心身ともに逞しい海の男をイメージした一枚。白いロープを模した「EAロゴ」が胸元で躍り、精悍なブラックボディにアクセントを加える。 新しいモノトーンの装いで、秋の街を歩く。そんな小さき冒険も、気持ち良く支えてくれるだろう。
「ブルックス ブラザーズ」のコットンシルクのBDシャツ
アメリカントラディショナルを体現する名家が、今季より新たなる取り組みをスタート。 「JAPAN TRAD.」と銘打たれたカプセルコレクション、その第1弾はゲストエディターにBEAMS Fディレクターの西口修平を迎え入れ、トラッドの真髄と日本のモノづくりの尊さを伝える。 例えば大定番の「ポロカラーシャツ」は、着るほどに味わいを増す上質なコットンシルクバージョンが登場。貴重な白蝶貝ボタンを採用するなど、ディテールまできめ細やかな作り込みを徹底。
「ロロ・ピアーナ」のシャンブレーシャツ
経糸にコットン、緯糸にカシミヤを使った贅沢な日本製のシャンブレー・コットン・キャッシュを生地に採用。 淡いブルーの反応染料で染められたコットン糸は、インディゴのような風合いを持ちつつも染色堅牢度が高く、色落ちしにくい。フェーシングが施された襟は、1950年代のテーラードシャツに由来する。 細部まで完璧に計算された仕立ては、凛として堂々。でもときには、フマジメに羽織って。その余裕が、なにより優雅だと思うから。 清水健吾=写真 菊池陽之介=スタイリング 松本和也(W)=ヘアメイク 増山直樹=文
OCEANS編集部