藤岡真威人、実写「ウイングマン」で地上波連続ドラマ単独初主演 ヒロイン役は加藤小夏
「電影少女」や「I"s」で知られる漫画家・桂正和の連載デビュー作を実写化するテレ東のドラマチューズ!「ウイングマン」(10月22日スタート、毎週火曜深夜24時30分)のキャストが発表された。藤岡弘、の息子である藤岡真威人(「クールドジ男子」)が主人公・広野健太を演じ、地上波連続ドラマ単独初主演を務める。 【画像】やっぱり似てる? 藤岡弘、と藤岡真威人の2ショット 特撮オタクで高校2年生の広野健太は、授業中も空想の世界にばかり浸っている。周囲から冷ややかに見られ冴えない日常を送っていた健太の元に、アオイと名乗る不思議な美少女が現れる。彼女は悪の手を逃れて異次元世界からやって来たという。健太はアオイが持っていたドリムノートに、自分が空想したヒーロー“ウイングマン”を描いたことで、本当にウイングマンへの変身能力を手に入れてしまう。念願のヒーローに変身する力を手にした健太だが、異次元世界からはアオイを追って次々と刺客が送り込まれてきて……。 アオイ役は、2018年に桂正和の同名マンガを実写化した「I"s」(BSスカパー! /スカパー!オンデマンド)でヒロインの1人を演じ連続ドラマデビューを果たした後、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(2022 年 NHK)やドラマ「ながたんと青と いちかの料理帖」(2023 年 WOWOW)などの話題作に立て続けに出演している加藤小夏が務める。 監督・アクション監督は、「仮面ライダーフォーゼ」「獣電戦隊キョウリュウジャー」「ウルトラマンギンガS」といった三大特撮ヒーローのテレビ本編メイン監督と劇場版監督を全て担当した特撮アクションの第一人者・坂本浩一が担当。「青春ドラマと特撮アクションが見事に融合された、今までになかった新しい形の作品になっていると思います」と自信をにじませている。 また、オープニングテーマは「BLUE ENCOUNT」の「chang[e]」(読み:チェンジ)に決定した。 ドラマチューズ!「ウイングマン」は10月22日深夜24時30分からテレビ東京、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送でスタート。「DMM TV」にて“独占”で各話放送同時配信され、10月16日からは第1話が先行配信。「ネットもテレ東」(テレ東 HP・TVer)にて見逃し配信もされる。 藤岡、加藤、坂本監督、プロデューサー・前田知樹氏、「BLUE ENCOUNT」のコメントは以下の通り。 ■藤岡真威人/広野健太役 【役紹介】 高校2年生。特撮ヒーローオタクで、頭の中は、いつもヒーローの妄想でいっぱい。自作の 正義のヒーロー “ウイングマン”を考えだし、友人の協力を得てスーツや武器を自作している。ドリムノートを手にしたことより、5分間だけ“ウイングマン”に変身出来るようになる。 【コメント】 広野健太役の藤岡真威人です。俳優人生の中で地上波の単独主演をやらせていただくことがひとつの大きな夢でしたのでオファーをいただけてとても嬉しかったです。80年代の「週刊少年ジャンプ」に革命を起こした「ウイングマン」の広野健太役ということで、責任やプレッシャーを感じていましたが期待に応えてみせるという強い気持ちで撮影に挑みました。特撮が大好きで自作のコスチュームに身を包み毎日アクションの練習をする。そんな健太を演じるのは新鮮ですごく楽しく、少年の気持ちに戻って演じることができました。原作ファンの方、特撮ファンの方、特撮を一度も見たことがないという方にも楽しんでいただける作品だと思います。アクションあり、感動あり、青春ありの素晴らしいドラマをぜひご堪能ください。 ■加藤小夏/アオイ役 【役紹介】 異次元世界・ポドリムスから三次元(地球)世界へやってきた謎の少女。地球に来た目的は父の発明品「ドリムノート」を消滅させるため。そして戦争中のポドリムスで幽閉されている父を助けるためである。 【コメント】 アオイ役を演じさせていただきます。撮影に入る前に「原作読んできた?悪いけど原作を忘れてやってくれ」と桂先生が仰っていました。とんでもないことを仰るじゃないですか…と思いましたが、その日からアオイが3次元にきた理由を大切にすることができました。相棒の真威人君と大好きな共演者の皆様と猛暑や沢山のことを乗り越えて、無事に来月の放送を迎えられること、嬉しく思います。坂本監督の大人の特撮になっていると思います。ぜひご覧ください。 ■監督・アクション監督/坂本浩一 監督の坂本浩一です。これまで数々のヒーローを演出して来ましたが、まさか自分が「ウイングマン」を監督出来るとは!!!と、今だに驚きが隠せません(笑)。自分は1970年生まれなので「ウイングマン」連載時は中学生。まさに直撃世代です。自分とたくさんの共通点を持つヒーローオタクの健太に親近感を持ち、魅力的なヒロイン達に魅了され、毎週ジャンプの発売日を楽しみにしていました。そして何度も実写で「ウイングマン」を見たいと夢見ていました。多くのファンを持つ原作なので、実写化にあたり大きなプレッシャーもあります。ただ、今回は脚本開発からデザイン、造形制作やオーディションに至るまで、桂先生の指揮の元、今の時代の「ウイングマン」を創り上げることが出来ました。キャスト達も原作のイメージを再現しつつも、新たな魅力を吹き込む、素晴らしい才能が揃いました。青春ドラマと特撮アクションが見事に融合された、今までになかった新しい形の作品になっていると思います。原作ファンから、原作を知らない人たちまで、是非多くの人たちに健太とアオイの成長を見守って頂けたらと思います! ■プロデューサー・前田知樹 (テレビ東京 配信ビジネス局) 1980年代の伝説的な名作を令和の時代に実写化する、そんな今回のプロジェクトの意義を考えた時に、真っ先に名前が挙がったのが藤岡真威人さんでした。実直で誠実、それでいて熱い魅力に溢れた藤岡さんの存在が、この作品に、主人公・広野健太というキャラクターに、命を吹き込んでくれました。新しい時代のヒーロー作品を、そしてその中心にいる藤岡真威人さんの勇姿を、ぜひご期待ください! そしてアオイ役を務めていただくのは加藤小夏さん。ヒロインとしての眩しい存在感と、本格派の演技力、制作陣が思い描いたそんなアオイ像にピタリと一致したのが、加藤さんでした。加藤さんの演じる、キュートで少し大人っぽいアオイ無くしてこの作品はあり得ません。 そんな魅力溢れる、これからの時代を担うキャスト陣を指揮するのは坂本浩一監督。言わずと知れた特撮・アクション界の第一人者に監督を務めていただくことを、大変光栄に思います。 キャスト陣・制作陣が一丸となり、心を込めて制作したこの作品が、一人でも多くの人に届いてくれることを切に願っております。放送をぜひお楽しみに! ■「BLUE ENCOUNT」コメント がむしゃら故に恐れるものなど無かった少年時代(あのころ)。現実という魔物に鎧を剥がされ続け、気がつけば挑むことを躊躇しそうになる大人になった自分。僕はウイングマンという作品に出会い、そんなくだらない己をぶち壊したいと思えました。本当にありがとう。今の自分の葛藤と決意がしっかり音になった気がします。健太とこの曲が物語の先でどう成長していくのか。皆さんと共に見届けていきたいです。 ― BLUE ENCOUNT 田邊駿一(Vo./Gt.)