飾らない素材感が心地いいインダストリアルな空間
01 ステンレスの1枚板でクール&スタイリッシュに
キッチンは業務用のようなタフさと洗練されたフォルムが魅力の〈リンナイ〉のドロップインコンロを採用。1枚板のステンレスにシンクとともに造作した。カウンター下はスケルトンだが、〈バルミューダ〉の電子レンジや〈バーミキュラ〉の炊飯器など絞り込んだ色使いですっきりと見せ、実用性とデザイン性を両立。ラックの上は、〈なかや植物店〉にオーダーしたドライフラワーを飾り、華やぎを添えている。
02 玄関土間クローゼットでアイテム選びもテンションアップ
エントランスは土間を広く取り、壁一面をクローゼットに。扉をつけていないため一覧性が高くコーディネートも身支度もワンストップで済む。
04 置きタブ+室内窓で品よく男前なバスタイム
バスルームはユニットバスの閉塞感を避け、置きタブで造作。コンパクトなスペースでもゆったりと感じられるよう室内窓をつけて抜け感を出している。オーバーヘッドシャワーとハンドシャワーはクラシカルなデザインの〈ブラバット〉、洗面台はスクエアなペデスタルが特徴の〈コーラー〉。
INTERIOR POINT/ポップなポスターが好きな世界観を体現
東京発のアメカジブランド〈サノバチーズ〉が瀧ヶ崎さんのお気に入り。こちらは、〈サノバチーズ〉のショップがサンドイッチ店をオープンしたときのポスター。ナイジェルグラフが手掛けたポップでユーモアのあるイラストが元気をくれる。ほかにも、〈サノバチーズ〉の絵皿やマグカップなどを愛用している。
「以前の賃貸では、自宅で仕事をしていると狭かったせいもありON/OFFが切り替えづらかったのですが、ストレスがなくなりました。照明や設備など一つひとつ自分好みのものでつくることができました。中でも気に入っているのは室内窓付きのバスルーム。朝から湯を張って入ったり、仕事の合間のリフレッシュに2~3度シャワーを浴びたりするほどです」 ●ハウストラッド TEL:03-6412-7406 ※雑誌『Safari』4月号より
写真=松村隆史 文=中城邦子