もんたよしのりさん追悼フィルムコンサート よみがえった15曲“熱唱” 笑福亭鶴瓶ら熱い思いで故人しのぶ
昨年10月に大動脈解離のため72歳で亡くなった歌手・もんたよしのりさんの追悼フィルムコンサートが3日、神戸市内で開催され、ファン600人がもんたさんのパワフルな歌声に酔いしれた。 【写真】スクリーンに蘇る!もんたおしのりさん スクリーンにもんたさんがよみがえった。過去のライブ映像を編集した特別なVTRの中でデビュー曲「ダンシングオールナイト」や「Desire」など15曲を熱唱。MC部分も含んだVTRに笑いが起こり、まるで本人がいるかのような空気感に包まれた。 会場にはもんた&ブラザーズのメンバーらも駆けつけ、曲の合間には親交のあった面々がVTR出演。映像の中で笑福亭鶴瓶は「本当に純粋な人。ある時、『曲、降りたわ。聞いてくれ』って、その場で曲を聴かせてくれた。嬉しいやんか」と思い出を語り、市村正親は「もんたとの青春ってのは、ずっと胸の中に残っている」と、熱い思いで故人をしのんだ。 後半はライブハウス「神戸チキンジョージ」でのライブ映像から、もんたさんのボーカルを抜き出した音源と、もんたスペシャルバンドの生演奏がコラボ。最後にもんたさんの“遺言ソング”である「Goodbye Brother」が演奏され、エンドロールに「総合プロデューサー もんたよしのり」の文字が流れると、会場からは「もんたー!」と絶叫する声が飛んだ。