韓国注目の若手2選手が日本ツアー初参戦

◆国内女子プロゴルフ メジャー第1戦＜ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ　5月2～5日　茨城ゴルフ倶楽部 東コース（茨城県）　6665ヤード・パー72＞ 【写真20枚】総勢12名のグラビア大放出!! これが韓国女子ツアー「広報モデル」の顔ぶれです

　今季も韓国ツアーから「ワールドレディスサロンパスカップ」に韓国選手が4人出場する。そのうち、日本ツアー初参戦となる注目の2人に話を聞いた。

左から韓国ツアー昨季賞金ランク1位のイ・イェウォンと新人王のキム・ミンビョル

　韓国ツアー通算4勝の21歳、イ・イェウォンは、昨季年間3勝で賞金ランキング1位、KLPGA大賞、平均ストローク1位の3冠を獲得。今季もツアー2戦目で優勝を果たし、現在勢いに乗る選手の1人。 　そしてもう1人は2004年1月生まれの20歳、キム・ミンビョル。22年にプロ転向し、昨年がルーキーイヤーながらトップ10入り12回で、賞金ランキング6位。ポイントランキング3位で新人賞を受賞した期待の新人だ。特にドライバーショットを得意とし、平均飛距離は250ヤード。直近の韓国メジャー「KLPGA選手権」では通算16アンダーで3位タイに入り、今季初優勝を狙っているところだ。 ――サロンパスカップ出場を決めた理由について 【イ・イェウォン】日本ツアーがとてもいいという話は韓国で聞いていました。アマチュアの時に日本でプレーしたこともありますし、とにかく日本のメジャーがどのようなものなのか一度は挑戦したいと思っていたんです 【キム・ミンビョル】メジャー大会ということで、いつかは日本ツアーでプレーしてみたいと思い出場を決めました。 ――今日回ってみてコースの印象は？ 【イ】コースがすごくキレイで、フェアウェイもグリーンコンディションもすごくいい。コースは少し難しかったですが、1打1打に集中すればスコアメイクできると思います。 【キム】聞いていた通りフェアウェイが狭く、グリーンも速い。メジャーなのでラフも長いと思いました。そう簡単に攻略できないと思うのですが、頑張りたいです。 ――自身の強みを教えてください。 【イ】初めてプレーする場所なので、たくさんギャラリーの人たちから拍手をもらえるような精度の高いショットをたくさん見せたいです。 【キム】私は飛距離が出るほうなのですが、一緒に練習ラウンドで回った日本の選手も飛ぶので驚きました。それでも韓国ツアーとはまたコースが違うので、いつもより緻密な攻略が必要になると思います。 ――今大会の目標は？ 【イ】優勝を考えすぎるとうまくいかないので、1ホール1ホールを大事にプレーしてベストを尽くしたいです。 【キム】もちろん優勝を目標にしていますが、まずは予選通過、そしてトップ10入りできるようにしたい。 ――いずれ日本ツアーに来る計画は？ 【イ】たくさんの韓国選手が日本でプレーしているのは知っていますし、今季の韓国開幕戦では申ジエ選手と一緒にプレーしました。今回、実際に試合に出てみて、いろんなことを学び、感じると思います。数年後、機が熟したときには日本ツアーに挑戦したいと思います。 【キム】まずは米ツアー進出を目標にしています。その次の場所として、日本ツアーでのプレーも考えています。今大会で優勝したら？　そんな簡単なことではないですが、ものすごく迷っていると思います（笑）。まずは予選通過できるように頑張ります！ 　国内メジャー第1戦の今大会、韓国のホープ2人がどんなプレーを披露するかにも注目したい。