千葉県船橋市で高齢の夫婦が住む家に2人組の男が押し入り、夫婦に暴行を加えて大けがをさせたうえ金を奪って逃げました。 　県警によりますと事件があったのは船橋市飯山満町の住宅で、10月9日午前9時頃、夫婦と離れて暮らす長女から、「父親が強盗と鉢合わせし、夫婦で暴行を受けたようだ」と110番通報がありました。 　警察が駆け付けたところ、住宅の玄関のカギは壊され、夫婦は暴行によりけがをしていて、このうち70代の妻はろっ骨を折る重傷で、頭や顔にも打撲があるということです。 　夫婦は縛られて動けなかったと話していて、事件は数日のうちに起きたものとみられ、盗まれた現金は約900万円にのぼるということです。 　2人組の男は、いずれも身長170センチ以上で黒の目出し帽をかぶり、上下黒色の服を着ていて、県警は強盗致傷事件として逃げた2人組の行方を追っています。 　現場は新京成前原駅から北西に650メートルほど離れた閑静な住宅地です。