オリンピック史上初の快挙 永瀬貴規が男子81キロ級で連覇達成 圧倒的な強さで一本
◇パリオリンピック2024 柔道男子81キロ級決勝(大会5日目＝日本時間31日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】準々決勝で世界ランキング1位のマティアス・カッセ選手に勝利した柔道の永瀬貴規選手 柔道男子81キロ級の永瀬貴規選手が五輪史上初の快挙を成し遂げました。 永瀬選手は初戦となった2回戦でウルグアイの選手から合わせ技一本で勝利すると、3回戦はゴールデンスコアまでもつれますが、トルコの選手から技ありを奪い優勢勝ちしました。 そして、準々決勝では東京オリンピック銅メダルで世界ランキング1位のマティアス・カス（ベルギー）をゴールデンスコアの末、大外刈りを仕掛け、技あり。準決勝に進出しました。 準決勝はアントニオ・エスポジト選手（イタリア）をあわせ技一本で破り、オリンピック3大会連続のメダルを確定させた永瀬選手。 そして、迎えた決勝。ジョージアのタト・グリガラシビリ選手と対戦した永瀬選手は、1分52秒に技ありを奪うと、その後も攻め続けます。さらに2分48秒に一本を奪った永瀬選手が連覇を達成。この階級で史上初めてオリンピック連覇という快挙を成し遂げました。
