自家用車で人身事故、男性に2週間のけがを負わせた50代職員を戒告処分 垂水市 発表まで3年「示談に時間を要した」
垂水市は6日、2021年に自家用車で人身事故を起こした、市長部局課長補佐級の50代男性職員を、5日付で戒告処分にしたと発表した。 市によると、職員は同年8月15日午後7時20分ごろ、私用で車を運転し、肝付町富山の県道で横断歩道のない道路を渡っていた男性と接触し、全身打撲など約2週間のけがを負わせた。職員は「回避しようとしたが間に合わなかった」と話している。 事故から処分し発表するまで約3年かかった理由について、男性との示談に時間を要したためとしている。尾脇雅弥市長は「事案を深く反省し、改めて全職員に交通法規の順守、安全運転などを求め、再発防止に取り組む」とコメントを出した。
南日本新聞 | 鹿児島