毎熊晟矢フル出場のAZに1-9の惨敗…ヘーレンフェーンのファン・ペルシー監督「トラウマではない」
オランダ・エールディビジ第5節が14日に開催され、ロビン・ファン・ペルシー監督率いるヘーレンフェーンは、敵地でDF毎熊晟矢がフル出場したAZに1-9で敗れた。指揮官のコメントをイギリス『メトロ』が伝えている。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 現役時代にアーセナルやマンチェスター・ユナイテッド、オランダ代表などで活躍したファン・ペルシー監督は、今年5月に2年契約でヘーレンフェーンの監督に就任。今節を含めて開幕から4試合を消化し、1勝1分2敗と苦戦を強いられている。 ファン・ペルシー監督はショッキングな大敗となったAZ戦後、「これはつらいことだ。キャリアの中で何度もこういう壁にぶつかる。これは非常に大きな困難だった」と話しつつ、「この試合では、普段よりも多くの教訓を得た。これもフットボールの一部なんだ。私も選手たちも、トラウマにはなっていない。自分のベストを尽くしたい。そのためには、転んでもまた立ち上がることだ」と前向きに語った。 自身はアーセナル時代、ユナイテッドを相手に2-8の惨敗を喫した経験があり、それを生かしてチームを立ち直らせたいと熱弁している。 「私もマンチェスター・ユナイテッドに2-8で負けたことがある。あれも楽しくなかったけど、それもサッカー選手の一部だからね。最高の自分になるための旅の一部なんだ」 「それは試行錯誤の道だけど、結局のところ、まさにこのような瞬間こそ男らしく受け入れるということだ。仲間、メディア、家族、友人に対してね」 「サッカー界はかなり厳しい世界かもしれない。物事がうまくいかないことを好む人はかなり多い。それを受け入れなければならない。試合に勝った時に喜んだり音楽をかけたりするのはとても簡単だ。そうすると誰もが最高の状態になる」 「このような状況でも胸を張って立ち、自分自身とお互いを誇りに思うことが重要だ。それが私たちがやり続けなければならないことだよ」 「厳しい状況になっても、自分たちであり続ける。それが私の信条であり、選手たちの信条なんだ」 ヘーレンフェーンの次戦は17日に行われ、第3節延期分でトゥエンテとのアウェーゲームに臨む。