阪神救援陣0封リレー ゲラ→石井→島本が今季初勝利→岩崎締めた6セーブ目「整理してまた頑張ります」
「中日0-1阪神」(15日、バンテリンドーム) 阪神が鉄壁リレーで今季7度目の完封勝利を演出した。八回から4投手による1イニングずつの継投でバトンをつなぎ、竜打線を封じ込めた。 【写真】厳しい表情の岡田監督 2軍降格の佐藤輝は「うん、うん。ファームの選手や」 大逆転負けを喫した11日・DeNA戦でリリーフに失敗した岩崎優投手(32)が1-0の延長十一回に登板。先頭打者に四球を許したが後続を断ち6セーブ目。「先頭にフォアボールを出して考えすぎてしまったところがあったので、そこを整理してまた頑張ります」と決意を込める。八回のゲラは「リズム良く投げることが大事」と打者3人でピシャリと抑え、九回を3者連続三振の石井は「チームの勝ちにしっかり貢献できた」と語った。 延長十回を無失点に抑えた島本が今季初勝利で通算10勝目。「自分も次のピッチャーにしっかりゼロで渡そうと。それだけを考えました」。ブルペンも一丸になり価値ある1勝をたぐり寄せた。