【中継】台湾地震 約110人が滞在“再建見通せず”不安の声 花蓮市内の避難所の様子は…
日テレNEWS NNN
3日に大地震が発生した台湾。花蓮市内のある避難所には現在およそ110人の方が滞在しています。避難者からは今後の暮らしの再建が見通せないことに不安の声も聞かれました。中継です。 ◇ 花蓮市に設営されている避難所に来ています。こちらには現在、およそ110人の方が滞在していて、ほとんどが市内の倒壊したビルの住人だということです。こちらには、寄付による食べ物や飲み物、日用品などが並べられていて、昼食の時間帯にお邪魔した際は、避難者の方々がこちらで配布された弁当などを召し上がっていました。 避難所はエアコンやWi-Fiが備えられ、医療従事者による相談窓口などが設置されてはいるのですが避難者からは今後の暮らしの再建が見通せないことに不安の声も聞かれました。 避難者 「ここは快適です」 避難者 「でも家が恋しいです」 避難者 「家が倒壊し住めなくなった。政府の方針がでるまでここにいるしかない」 現在、台湾では600人以上が避難していて、こうした避難所のほか、ホテルなどで避難生活を送っているということです。 また、台湾の消防当局によるとここから40キロほど離れた渓谷のホテルで、600人以上が孤立していることが分かりました。ホテルへ通勤する途中だった従業員の一部がトンネル内で取り残されている映像も確認され、消防などが救助を急いでいる状況です。