妻夫木聡「皆さんが知らない台湾の魅力を伝えていけたら」台湾観光庁のアンバサダー
俳優の妻夫木聡が台湾観光庁のアンバサダーを務めることになり、9月25日、都内で行われた就任式に出席した。 アンバサダーの名刺を受け取る妻夫木聡 台湾好きで、台湾を訪れる際には現地に住む友人と過ごすことが多いそうで「台湾という場所は第2の故郷のように思っている場所」だと妻夫木。それゆえにアンバサダーの話はうれしかったといい、「まだ皆さんが知らない台湾の魅力というのを伝えていけたら」と抱負を語った。 最初の仕事として、さまざまな台湾の魅力を紹介する4種のCMを制作。高山茶で有名な阿里山でお茶摘みを体験、台湾指折りの観光地である日月潭でボートに乗り、宜蘭県ではエビ釣りでわいわい盛り上がった。そして、台北の慈聖宮では屋台で朝ごはんをもりもり楽しんだ。 妻夫木は、どの場所も楽しかったと笑顔で振り返ったが、なかでも高山茶で有名な阿里山では茶摘みなど貴重な体験ができたよう。 「今まで台湾ってストレスを発散しに行くイメージがすごく強かった。おいしいもの食べて、いろんなアクティビティで遊んで帰っていくみたいなことが多くて。自然の中にただポツンと居て、自然の中で生まれた台湾の烏龍茶を飲んで……癒しを感じたのは今回が初めてだったんです。シンプルだけど、すごく研ぎ澄まされていく感じっていうか。僕的には一番いい思い出となりました。みなさんにもぜひ行ってほしい。台北から車で4時間5 時間ぐらいでそこそこ遠いは遠いんですけど、車で行けるくらいの距離。台湾のお茶畑の中で飲む台湾のお茶が本当においしかったんで」 台湾で癒される体験は、妻夫木はインパクトが大きかったよう。 「東京で忙しい街の中でもみくちゃになった頭を1回ゼロに戻してくれる体験でした。1回リセットって大事なんだろうなって思います。リラックスして日本に帰って新たなことを始めるっていうのもいいのかなって」 イベント終了後の取材では、誰と台湾に行きたいかという定番の質問も。 「難しいですね、台湾の友達に会うことが多かったので、逆に友達と行きたい。台湾の面白さを日本の友達と一緒に分かち合いたいです。台湾の友達に会いに行くことが多かったから。いつもこうまったりしちゃってたんで、皆さんが行くようなところに意外といけてないような気がしているので、台湾をシンプルに観光したい」と話した。 妻夫木が出演するCMは来月から順次放映。