街裏ぴんく、『R-1』優勝でオファー増も「まだ赤子」 妻のお笑いの才能も明かす
――3次審査まであったようですが、どこまで進まれたんですか? それはもう、栄誉ある“1次予選敗退”です(笑)。でも一応ね、全力で歌うっていう雄姿だけは見せられたかと思います。 ――そのとき、会場でTAKAHIROさんとたまたま顔を合わせていた、なんてことは? いや、まったくないです(笑)。 でも後に振り返ってみると、あのオーディションでTAKAHIROさんと僕の人生が一回交差してたんですよね。僕とTAKAHIROさんは同い年で、当時は20歳くらい。あのときは同じ道を志したけど、こっちは結局違う道に進んで、そこからいろいろありながら歩んできたんやという事実を、TAKAHIROさんにお伝えできたことがめちゃくちゃうれしかったですね。 ――番組では、TAKAHIROさんと一緒に歌われたそうで。 これは本当に感慨深かったです! ライブに乱入という形やったんで、もう最高に緊張しましたけど(笑)。TAKAHIROさんはもちろん、会場のファンの方々がすごく温かくてありがたかったです。
先輩芸人の激励に喜び「見てくださってたんやな」
■爆笑問題太田・くりぃむしちゅー上田が芸風に太鼓判 ――『R-1』で優勝が決まったとき、「R-1には夢があるんですよ!」と絶叫されていたのがとても印象的でした。優勝からおよそ3カ月、夢を叶えている最中だと思いますが、現在の状況は? ありがたいことに、仕事の量はホンマに増えましたね。あと、これまで会うことができなかった方にたくさんお会いできてるのがすごいことやなと。特番で共演させていただいたとろサーモンの村田さんは、「おもしろいな~」ってずっと思っていて、いつかご一緒したかった先輩ですしね。爆笑問題の太田(光)さんとくりぃむしちゅーの上田(晋也)さんの『太田上田』(中京テレビほか)という番組で漫談をやらせていただいたときには、初めてお会いした上田さんが「そのネタ知ってるよ」と。僕のいろんなネタをすでに見てくださっていたそうで、「お前はウソがおもしろいから、もう事実は言わなくていいよ」「お前のプライベートなんて聞きたくないから、ずっとウソついとけよ」みたいなことをおっしゃって。 ――ぴんくさんのファンタジー漫談をすごく褒めてくださってるんでしょうけど、それはそれで……。 はい、ここまではっきりとプライベートに興味ないって言われると、それはそれで複雑なんですけど(笑)。でも、見てくださってたんやなってことがわかって、めっちゃうれしかったですね。