榊英雄被告

　映画監督の亀井亨氏が22日、自身のX（旧ツイッター）を更新。法廷で明らかになった榊英雄被告の供述内容に対し、意見を述べた。 　準強姦罪に問われた榊英雄被告（54）の公判が16日に東京地裁（安永健次裁判長）で開かれた。検察は榊被告の供述調書を読み上げ、被告が「カメラで撮影することに興奮を覚える。映画監督の性かもしれない。監督と女優という持ってはいけない関係に背徳感を感じる。雑に女優を扱うことに興奮を覚える」などと供述していたことが明らかになった。 　亀井氏はXに「榊英雄さん、『カメラで撮影することに興奮を覚える。映画監督の性かもしれない』というのは間違えです。そうでない人もいます。映画監督という括りでまとめないでください」と意見を述べた。 　続けて「榊英雄さん、僕は怒っています。その理由はご自身で理由はわかっているはずです」と投稿し、「榊さん、自分の奥さんや娘さんにやった事を他者が行った場合、あなたは納得するのでしょうか？　よく考えてください。以上」と思いをつづった。 　亀井氏は、榊被告が出演した「楽園―流されて―」（2005年）で監督、脚本を担当。自身の監督作品には「私の奴隷になりなさい」（12年）や「無垢の祈り」（16年）などがある。