【楽天】劇的サヨナラ勝利で交流戦単独首位守る!決勝打の小郷裕哉「自分が絶対に決めてやると」
<日本生命セ・パ交流戦:楽天7-6巨人>◇11日◇楽天モバイルパーク 楽天が劇的サヨナラ勝利で交流戦単独首位を守った。9回に試合をひっくり返した。2点を追う1死満塁から代打阿部が押し出し四球を選び1点差。なおも2死満塁、1番小郷裕哉外野手(27)が、カウント2-2から150キロ直球を右中間に運び自身初のサヨナラ打。お立ち台では「僕、サヨナラヒット初めてなんで最高です」と叫び、右中間へ決めた2点二塁打を喜んだ。 小郷は5日阪神戦で決勝2ランを放ち、8日中日戦では決勝満塁弾と神がかった活躍を見せている。最後の打席は「前のコブさん(小深田)が三振してしまって、いつも助けてもらってるので、自分が絶対に決めてやるという気持ちで打席に入りました」と振り返った。「外野が前にいたんで、手応えもあったんで、打った瞬間抜けたなと思いました」と話した。 7試合ぶりにスタメン復帰した浅村は反撃の1発を決めた。「6番DH」で出場。8回無死一塁、1ストライクから巨人西舘の151キロ直球を捉え、左翼席に5号2ランをたたき込んだ。5月10日西武戦(ベルーナドーム)以来25試合ぶりの1発。主軸が劣勢の場面で輝き、交流戦首位をキープした。【山田愛斗】