【Slack最前線】最新機能を見返したら使わない理由がなかった【今日のワークハック】
Slackは2023年夏に大幅なアップデートが行なわれ、デザインも大きく変わりました。 【Slack最前線】最新機能を見返したら使わない理由がなかった【今日のワークハック】 新しく登場したタブや表示を活用すると、仕事をさらに効率的に進めることができます。すぐに活用したい4つの機能をご紹介します。 【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】 普段からSlackを使っている人 Slackにこれから乗り換えようと思っている人 Slackのアップデートに追いつきたい人
今日のワークハック:Slackの最新機能でコミュニケーション効率を上げて無駄をなくす
最新情報の把握は「アクティビティ」から 自分宛のメンションやスレッドへの返信、自分のメッセージに対する絵文字リアクションなどは、「アクティビティ」からまとめてチェックしましょう。各項目をクリックすると右側にスレッドやメッセージが開き、全文を確認できます。 通知バッジのついたチャンネルを渡り歩く必要がないので、たまった通知にも効率的に対応できます。 DMだけをチェックできるタブも活用すべし 「DM」タブからは、ダイレクトメッセージだけをまとめて見ることができます。 メンションのついたDMのメッセージは「アクティビティ」タブからも確認できますが、メンションなしで送られたメッセージも含めて把握したいときや、DMだけを優先的に確認したい場合などはこちらが便利です。 こちらはメールボックスをチェックするのに近い感覚。スレッドでの会話より重要度や緊急度の高い内容が送られてくることの多いDMを見落とすことなくしっかり確認できます。 進行中のタスクは「後で」で管理 アクティビティやDMタブから確認したメッセージに、自分がこの後取り組まなければならないタスクが含まれている場合は、その場ですぐに「ブックマーク」に登録しましょう。 ブックマークに追加したメッセージは「後で」タブに表示され、期限を設定して通知することも可能。完了したらチェックマークをクリックして一覧から簡単に消すことができるので、簡易なタスクリストとして活用できます。 タスク管理ツールを別に使っている場合でも、ひとまずここに追加しておけば「あとでタスク登録しようと思って忘れていた!」というトラブルを防ぐことができます。 ワークスペーススイッチャーは用途に応じて使い分け 複数のワークスペースに参加している場合、ワークスペースを一覧表示する「ワークスペーススイッチャー」の表示/非表示を選ぶことが可能。画面上部のアイコンをクリックするか、「Ctrl(command)」+「Shift」+「S」のショートカットで切り替えできます。 ワークスペーススイッチャーを非表示にした場合は、画面左上に現在のワークスペースのアイコンだけが表示されます。アイコンをクリックするとほかのワークスペースの一覧が表示され、選択して移動することが可能。 現在表示中のワークスペースだけに集中しやすくなるので、日中は本業のワークスペースだけを使い、終業後に副業や趣味のコミュニティのワークスペースに移動する使い方ができます。 メインのワークスペースが決まっている場合には、この表示方法が適しているでしょう。 ワークスペーススイッチャーの難点と対策 一方で、表示中のワークスペース以外に複数のワークスペースを利用している場合は、それぞれの通知状況を把握しづらくなるのが難点。 ほかのワークスペースに新着メッセージがある場合はアイコンの横に通知バッジが表示されますが、その通知がどのワークスペースに届いたものなのかは一覧を開くまでわかりません。 そこで、常に流れを把握する必要のあるワークスペースを複数持っている場合はワークスペーススイッチャーを表示しておくのがおすすめです。 こちらはすべてのワークスペースのアイコンが画面左側に表示されるので、どのワークスペースに新着通知があるかを一目で把握できます。 通知に対して優先的に返信する必要のあるワークスペースと、後からまとめて返信しても問題ないワークスペースが混在している場合などにも対応しやすくなります。 ツールは日々進化しているので、使い方もそれにあわせてアップデートしていく必要があります。「なんとなく今までどおりの使い方をしている」ではもったいない! せっかくの便利機能はどんどん活用して、仕事をもっと効率化していきましょう。 今日のワークハック記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる!ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。
酒井麻里子