バルセロナがハンジ・フリック氏の新監督就任を発表! 契約期間は2026年6月までの2シーズン
バルセロナは29日、ハンジ・フリック氏(59)が新監督に就任することを発表した。クラブ公式サイトによると、契約期間は2026年6月30日までの2シーズンとなる。 【写真】バルセロナが獲得を狙う元U-15日本代表の20歳 フリック氏はドイツ代表で長期政権を築いたヨアヒム・レーブ氏の下、アシスタントコーチとして研鑽を積み、2019年6月にバイエルンのアシスタントコーチに就任。同年11月にニコ・コバチ氏の後任としてチームを託されると、2019-20シーズンにブンデスリーガ、DFBポカール、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の3冠を達成し、翌2020-21シーズンにUEFAスーパーカップ、DFLスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップも制して年間6冠を成し遂げた。 その後、2020-21シーズン限りで退任し、2021年8月にドイツ代表の指揮官に就任。2022FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会の欧州予選を圧倒的な強さで突破したが、本大会では日本代表に敗れてグループリーグ敗退に終わった。フリック氏が続投したW杯後もチームは低迷し、2023年9月に行われた日本との国際親善試合で1-4の大敗。その翌日に解任となり、現在までフリーの状態が続いていた。 バルセロナでは今年1月にシャビ・エルナンデス監督が今季終了後の退任を表明したが、そこからチームが調子を上げたことを受け、4月に来季続投で合意。しかし、今月に入ってクラブの財政面に関するシャビ監督の発言がジョアン・ラポルタ会長の逆鱗に触れたことが報じられ、一転して今季限りで解任となっていた。