被災家屋緊急解体へ 氷見市、県道200メートル通行止めで
能登半島地震で被災した氷見市中心部の家屋が倒壊の恐れがあるとして県道の一部が通行止めになっている問題で、市は栄町の被災家屋2軒を近く緊急解体する。10日は家屋の所有者との連絡を急ぐとともに解体業者との調整を進めた。 被災家屋の所有者は公費解体を申請しており、市は倒壊の危険性があるとして緊急解体を決めた。担当者は「一刻も早く解体したい」と話した。 県道薮田下田子線沿いの被災家屋2軒は傾きが大きくなり、市から連絡を受けた富山県高岡土木センター氷見土木事務所が9日午後6時から県道の栄町交差点―間島交差点間の約200メートル区間を通行止めにした。解除の見通しは立っていない。 ●若手議員の会視察 超党派の全国若手議員の会北信越ブロックの議員6人が10日、液状化が深刻な氷見市栄町新道地区を視察した。