中谷潤人 3階級制覇へ自信隠さず バンタム級初戦は「エネルギーがたまっている」
「ボクシング・WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(24日、両国国技館) トリプル世界戦に出場する6選手の記者会見が22日、都内で行われた。昨年5月20日のアンドリュー・モロニー戦で、米国で最も権威ある専門誌「ザ・リング」の年間最高KO賞に選ばれたWBC世界バンタム級1位・中谷潤人(26)=M・T=は「そういう気持ちを持ってアグレッシブに戦っていきたい」とその再現を目指す構えを見せた。 【写真】相手とがっちり握手も中谷は不敵笑み バンタム級初戦で、いきなり世界3階級制覇が懸かるが「バンタム級に上げて調整もすごくうまくいっているので、体にすごくエネルギーがたまっている状態」とコンディション良好をアピール。ここまで278回のスパーリングを消化、前日も7回を行ったといい、減量幅が小さくなったことで「元気にできたなという感じ」と明かした。 また、本番での大切なこととしては「やってきたことを全力で発揮するということと、必ず世界チャンピオンに勝って、世界チャンピオンになるという強い気持ちで臨むこと」を挙げた。 昨年の年間最高KO賞に絡めた質問には「気持ちを強く持って、そういうシーンを生み出せるよう、アクションを増やしていきたい」と再現に意欲を見せていた。