「3x3 JAPAN TOUR EXTREME」男子ラウンド9・10でALPHASが連続優勝
同PoolのSIMONとALPHASが決勝で再戦
日本バスケットボール協会(JBA)が主催する3x3の国内ツアー大会の最高峰「3x3 JAPAN TOUR 2024 EXTREME」のラウンド9が10月13日に開催。今大会は4月から始まった男子カテゴリーの10戦あるラウンドの9戦目。11月に開かれるFINALに向けて、ツアー大会も佳境を迎える中、「跡地を、みんなで遊べる聖地へ」をコンセプトにオープンしたlivedoor URBAN SPORTS PARKで初となる一戦を、ALPHASが制した。 9チームが出場した今大会は、3チームずつに分かれてPoolと呼ばれる予選が行われ、各Poolの1位と、各Poolの2位チームの中から成績最上位チームの計4チームが決勝トーナメントに進出。準決勝、決勝を経て、ラウンドチャンピオンを決めた。 まず予選を振り返ると、Pool Aはツアーランキング1位(ラウンド8終了時点。以下同じ)のSIMONと、同2位のALPHASが居合わせた激戦区だった。お互い初戦でSHIBUYA DIMEを破って対戦を迎えると、ALPHASが21-18でSIMONに競り勝ち、予選を1位で通過した。 Pool Bでは、ASUKAYAMA C.Bが2連勝で予選を突破する。初戦で延長戦の末にHIRATSUKA CITYを22-20で下し、SHINAGAWACC WILDCATSも21-16で撃破。小口陸(#2)を中心に今ツアー初参戦ながら、インパクトを残した。 Pool Cでは、HACHINOHE DIME.EXEが強さを発揮した。3人制グローバルプロリーグ「3x3.EXE PREMIER 2024」(主催:クロススポーツマーケティング)のプレーオフで4強にも進出したチームは、SAITAMA LIPLAを21-16で破り、BEEFMANにも21-11で快勝して準決勝へ。4強最後の1枠は、1勝1敗で各Poolの2位になったSIMON、SHINAGAWACC WILDCATS、SAITAMA LIPLAの中から、平均得点の最も高かったSIMONが確保した。 そして準決勝の第1試合でALPHASがASUKAYAMA C.Bを21-14で圧倒すると、第2試合ではSIMONがHACHINOHE DIME.EXEを21-15で下した。決勝はこの日2度目の顔合わせとなり、終盤までもつれたが、ALPHASの鈴木颯(#23)がファウルをもらいながら2ポイントシュートを射抜き、フリースローも沈める3点プレーを完成させて、勝負あり。20-17でSIMONを破って優勝を勝ち取った。