【BCクラシック】ライアン・ムーアに聞くシティオブトロイの手応えと日本馬の印象
ブリーダーズカップクラシック2024
[GⅠブリーダーズカップクラシック=2024年11月2日(日本時間3日)3歳上、デルマー競馬場・ダート2000メートル] 世界ナンバーワンの呼び声が高く、その卓越した技術で数々のビッグレースを制してきたライアン・ムーア(41)。まだ縁のないブリーダーズCクラシックに、今年はシティオブトロイ(牡3・Aオブライエン)とのコンビで挑む。日本でもおなじみのクールガイに、三嶋まりえ記者が直撃した。 ――シティオブトロイについて ムーア ヨーク(インターナショナルS)での走りは私を感動させました。それに、最初のレースだった2歳の7月から素晴らしいパフォーマンスだと思っていました。そんなパフォーマンスをする2歳馬はこれまで見たことがありませんでした。彼は特別な馬で、多くの選択肢があると思います。 ――ムーア騎手にとってもBCクラシック初制覇がかかる ムーア BCクラシックは勝ったことがないけれど、普通の馬ではないし、ヨークで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。あのレベルの能力をダートでも発揮できれば、優勝候補に入ると思う。 ――9月中旬のサウスウェル競馬場での公開調教でシティオブトロイに騎乗した ムーア 彼にとってはいい経験になりました。彼を研ぎ澄まし、鍛えることができました。彼はすごくいい走りをしたので、とても満足しています。 ――BCクラシックに挑む日本馬について フォーエバーヤングは本当にいい馬。強いレースをいつもしている。矢作厩舎の馬だよね? ケンタッキーダービーも惜しかった。ウシュバテソーロも知っているよ。日本から来る馬はグッドホースたち。
三嶋 まりえ