CL2位通過でもインテルは大丈夫 イタリアの名将が太鼓判を押す強さ「彼らには誰とでも戦える可能性と資質がある」
ベスト16から強敵と当たる可能性
12日にチャンピオンズリーグ・グループステージ最終節でレアル・ソシエダと対戦したインテルは、最後まで相手を崩せぬままスコアレスドローでゲームを終えた。 昨季のCLファイナリストとしては、できればグループを首位で通過したいところだっただろう。しかし、インテルはソシエダに続くグループ2位でベスト16へ進むことになった。今後の組み合わせ次第では、ベスト16から厄介な強敵との対戦を強いられる可能性が高い。 ただ、イタリアの名将アリゴ・サッキ氏はどこと戦っても大丈夫とインテルの強さに太鼓判を押す。ポゼッションと守備の部分に気になるところはあるようだが、メガクラブとの対戦でも怖がる必要はないとの主張だ。 「リスクはある。アーセナル、バイエルン・ミュンヘン、レアル・マドリード、マンチェスター・シティ、バルセロナといったチームが首位通過しているのだから」 「だが、インテルはこれらのチームを恐れるべきではない。ボールマネジメントとプレッシングの面で改善を図れば、彼らには誰とでも戦える可能性と資質がある。インテルには素晴らしい選手がいる。ラウタロ、テュラム、チャルハノール、バレッラがチャンピオンだということを忘れないようにしよう」 今回も2位通過にはなったが、グループステージでは1度も負けていない。負けない粘り強さが今のインテルには備わっており、今季もファイナルまで駒を進めるだけの力があるはずだ。
構成/ザ・ワールド編集部