【資産運用】初心者は株式投資を避けるべき?どんな商品がいいの?疑問を徹底解説
日経平均株価が史上最高値を更新し、4月に入ってからもニュースや新聞で大きく取り上げられています。 【写真でみる】新NISAにおけるインデックス、何種類あるか知っている? 図表で確認 大きく上昇する株価を見て、資産運用に興味を持ち始めた人も多いのではないでしょうか。 初めて資産運用にチャレンジする方や、できるだけ損をしたくないと考えている方は、あまり株式投資には向いていないかもしれません。 今回は、株式投資の仕組みやメリット、そしてリスクを解説。記事の後半では、初心者の方の投資にもおすすめしたい商品をチェックしていきましょう。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【投資】株式のメリットと難しさを解説
投資と聞くと、金融商品として、株式を思い浮かべる方は多いでしょう。現在は、日本で上場している銘柄の他に、海外市場で上場している銘柄も取引が可能です。 株式投資は大きく儲かる可能性がありますが、その一方で、企業の経営や市場の景気によっては、株価が値を下げ、大きく損をしてしまうこともあります。 株式投資のメリットやリスクなどのデメリットをチェックしていきましょう。 ●<株式投資のメリット> ・買った時よりも高く売れると、譲渡(売却)益が得られる ・会社が得た利益を株主に還元する「配当金」が受け取れる ・株主優待が受けられることがある ●<株式投資のリスク> ・換金する際の受取金額が当初支払った金額を下回る場合がある(価格変動リスク) ・投資した会社が破たんする可能性がある(信用リスク) ・外国株式は、換金時に為替レートの変動により、為替差損が生じる可能性がある(為替変動リスク) ・外国株式は、発行体の所在する国や地域の政治等により、価格が大きく変動する可能性がある(カントリーリスク) 他の金融商品と同様に、株式も、買った時よりも売った時の方が値段が上がれば、もうかります。その他に、配当金がもらえたり、企業によっては、プレゼントや金券がもらえたりするなどの株主優待を受けられることもあります。 一方、企業の経営悪化や企業が破綻した場合など、株式を買った時よりも売った時の方が値段が下がれば、大きな損をしてしまいます。外国株式の場合は、さらに為替リスクやカントリーリスクもあります。 株式の運用が難しいと言われるポイントは「誰も株価の動きを予想することができない」という点です。世界的に市場が好景気であっても、自分が選んだ企業が不祥事を起こしたり、経営に失敗すれば、株価が下がってしまいます。 また、経営はよくても、為替によって損をしてしまうこともあるでしょう。数多くある企業の中から、これから利益を出せる企業を探し出すことは、投資のプロであっても簡単にできることではありません。 市場の仕組みや、株価の傾向、世界の経済政策など、金融に関する知識が乏しい投資初心者はもちろん、投資を長年行っている投資家であっても、株式投資で利益を出すことは難しいのです。 それでは、初心者の方にもおすすめできる商品はなんなのでしょうか。次章から詳しくみていきます。