大阪城公園で「サンタラン」本社まで歩くロート社員の姿も
大阪城公園で「サンタラン」本社まで歩くロート社員の姿も THEPAGE大阪
鮮やかな赤一色のサンタが「大阪城公園」の太陽の広場から走って戻ってくる「サンタラン」が29日、開催された。この「Osaka Great Santa Ran」は今年で7回目。これは一般社団法人「OSAKAあかるクラブ」が主催するチャリティーイベントだ。今年も昨年と同じくサンタクロースに扮した約1万人を超える参加者らで賑わった。2代目キャプテン(初代は故・やしきたかじん)の落語家桂文枝(72)もサンタの衣装で登場し、「みなさん、おはようございます。ようこそ、サンタランへ、いらっしゃ~い!」などと挨拶した。参加者らは「チャリティーでもあるし、自分たちも楽しめるのでおもしろいと思います」と満面笑顔だった。
子ども連れやワンちゃんとの参加も
この「サンタラン」は、「楽しみながらチャリティーを」をモットーにしており、参加費の一部は大阪府下及び関西圏の小児医療機関で闘病している子どもたちへのクリスマスプレゼントとなっている。 2009年の初開催時は200人程度の参加者だったというが、今や1万人規模の大イベントだ。朝10時に大阪城公園太陽の広場を第1組がスタートし、約5キロのコースを順に走り出す。 午後には最後の第7組がスタート。歩いてもOKなだけに、子ども連れやワンちゃんとの参加も多く見られた。
文枝「サンタランへ、いらっしゃ~い!」
第4組目のスタートに合わせ、プリンセス天功らとともにサンタの格好で現れた文枝は、「みなさん、おはようございます。今日はほんとにいいお天気になったのでよかったです。ようこそ、サンタランへ、いらっしゃ~い!病気と闘っている子どもたちに勇気と夢と元気を与えたいと思います。私も一生懸命頑張ります」と挨拶した。 続いてプリンセス天功も「みなさん、おはようございます。みなさんの優しさがたくさんの子どもたちの笑顔をつくることを信じてます」などと話した。そのあと、カウントダウンが始まり、そして参加者らは一斉に広場の外へと走り出した。 大阪の八尾市から来たという4人グループは「初めて参加します。40代の主婦です。チャリティーにもなるし、自分たちも楽しめるのでおもしろいです」と、笑顔いっぱいだ。同じく大阪の茨木市から来たという18歳の女性2人組は「初めてです。楽しそうだから、参加を決めました。学生です。さっき、サンタの衣装に着替えたんですよ~」と、うれしそうだった。