ヤクルト時代の林昌勇

　韓国メディア「聯合ニュース」らは6日までにヤクルトなどで活躍した元韓国人プロ野球選手の林昌勇（イム・チャンヨン）が詐欺容疑で起訴されたことを報じた。 　林昌勇は2019年にフィリピンで知人に8000万ウォン（約910万円）を借りたものの、返済しなかったとして今年1月に詐欺の罪で起訴された。捜査当局によれば「3日後に妻が所有する株を売って返済する」と被害者と約束しながら借りたお金をギャンブルに使い、返済しなかったとみられている。 　14年にはマカオで賭博をした疑いで起訴され罰金1000万ウォン、21年には知人に借りた1500万ウォンを返さなかった詐欺容疑で罰金100万ウォンの略式命令を受けるなど以前から何かと「お騒がせ男」だった林昌勇。22年には常習賭博が発覚し懲役6月、執行猶予2年と罰金300万ウォンの有罪判決を言い渡されたばかりだった。 　かつてヤクルトで守護神も務めたリリーバーの逮捕に韓国ファンからも「公式に記録されている年俸だけでも200億ウォンあるのに…」、「返済するのか、しないのか…」と失望する声が続出。さらには「あっちでもこっちでも…」とドジャース・大谷翔平の元通訳・水原一平被告を連想する声も出ていた。