【衆院選】「裏金議員」一部を非公認へ 週末の福岡での動き 地元で取材に応じた「大物」たちの胸中は
いわゆる“裏金議員”の公認問題をめぐり、石破首相は6日、世論の反発などを背景に厳しい対応を打ち出しました。党員資格停止中の議員や「党の役職停止1年間」の処分が続いていて、政治倫理審査会に出席していない議員などは公認しない方針です。 ■石破首相 「結果として相当程度の非公認が生ずることとなるが、国民の信頼を得る観点から、公認権者として責任を持って最終的に判断をしていくものとする。」 武田氏も「党の役職停止1年間」の処分が続いていますが、ことし2月、政治倫理審査会に出席していたため、非公認の対象からは外れるとみられます。 ただ、石破首相は“裏金議員”のいずれも、比例代表での重複立候補は認めない方針を示していて、武田氏に加え、福岡4区の現職、宮内秀樹氏もこれに当てはまります。 こうした自民党の対応について、唐津市などの佐賀2区から立候補予定の立憲民主党・大串博志選対委員長は6日、「違和感」を口にしました。 ■立憲 佐賀2区から立候補予定・大串博志選対委員長 「この基準をもってして、石破さんが相当数の非公認が出ると言って胸を張っているのに非常に違和感を感じました。自公過半数割れに追い込むということは政権の枠組みが変わるということですから。新しい政権をつくるリード役を野党第1党として私たちが握れるように頑張っていきたい。」 石破首相が宣言した衆議院の解散まで、あと2日です。