復興願い筆入れ 双葉ダルマ、製作進む 来年1月に福島県双葉町でダルマ市
福島県のJA福島さくら女性部協議会双葉支部は、いわき市泉町の作業場で「双葉ダルマ市」などで販売される双葉ダルマ作りに追われている。 代表的な双葉ダルマは赤いダルマに太平洋を表す青の縁取りに町の花のサクラが描かれている。支部長の石田恵美さん(70)とダルマ部会の会員7人が、古里復興を願い、一筆ずつ丁寧に模様を書き入れている。 赤をはじめ、黄、緑、青、黒、白、ピンク色のダルマを制作している。12月下旬までに約1200個を仕上げる。 ダルマ市は江戸時代から300年以上続いており、来年1月11、12日の両日、双葉町のJR双葉駅前で開かれる。