「ちゃんと剥がせ!」指摘に蓮舫は「無関係」と反論、都知事選の残痕『Rシール』の“出処”を追う
《このシールの企画・作成・配布・貼付のいずれにもまったく関わっておらず、本件についてはSNSなどで知ったところです。貼りつけをおこなった方は、候補者への支援の思いからだったとしても、すぐに原状回復をされるようにお願い申し上げます》 【写真】蓮舫とソックリ!一時は親子絶縁も囁かれた元アイドル息子 7月11日、蓮舫事務所のXアカウントが、そう訴えた。 “シール”というのは、黒地に白抜きで『R』と一文字が書かれたステッカーのこと。7月7日に投開票があった東京都知事選の前後から、都内の繁華街にある電柱や自販機、郵便ポストや建物の壁などに多く貼られているのが確認されている。 7月12日に取材班が新宿駅周辺でRシールを探してみたところ、すでに剥がされているケースもあったが、依然として貼られたままのシールが多数、確認できた。 「蓮舫さんは《R》と胸に書かれたTシャツを着て、街頭演説を行っていました。集まった聴衆たちに、蓮舫さんの選挙スタッフらしき人たちがRシールを配ってまわり、街中で貼っていたという証言が出ています」(大手新聞社会部記者、以下同) 蓮舫氏が都知事選で3位に沈み、惨敗したのは周知のとおり。選挙翌日から、このRシールの“後始末”について指摘する声が相次いでいる。 「街中で勝手にシールを貼る行為は、都の条例違反に当たる可能性があります。道路標識に貼った場合は、道交法違反になる場合もあります。なので、蓮舫さんの選挙事務所に対して“ちゃんと剥がせ”という声があがっているのです」
「Rステッカー」を問われた蓮舫は
ただ、冒頭のように蓮舫サイドはシールへの関与を全面否定。選挙から4日後になって「SNSで知った」という言い分には「コメント出すの遅すぎ」との指摘もあり、蓮舫は7月7日の開票直後の会見で、次のように語っていた。 「まったく、意味がわかりません!」 敗戦の弁を述べる蓮舫氏に、会見に参加していた報道陣の1人が、 「都内の繁華街で多く確認されるRのステッカーは、おそらく蓮舫さんの支持者である“勝手連”が貼ったと思われるが、こういった行為をどう思うか?」 との質問が出ていたのだ。