坂東玉三郎、小波津亜廉と“竹久夢二の世界”を表現「初春お年玉公演」スタート
「坂東玉三郎 初春お年玉公演」が、本日1月3日に大阪・大阪松竹座で開幕した。 これは、坂東玉三郎による新春公演。本公演では、玉三郎による口上のあと、地唄「残月」「長崎十二景」が上演される。「残月」では、玉三郎が命のはかなさを静かに表現。「長崎十二景」は、12枚の水墨画で構成された竹久夢二の「長崎十二景」から着想を得た作品で、玉三郎により1979年に初演された。今回は1988年の上演以来、約37年ぶりに再演される。同演目では、異国情緒あふれる音楽の中、玉三郎は「長崎十二景」の世界を、大阪松竹座に初登場となる小波津亜廉と表現した。 【画像】「坂東玉三郎 初春お年玉公演」より、「口上」。(他4件) 公演は1月8日まで。 ■ 坂東玉三郎 初春お年玉公演 2025年1月3日(金)~8日(水) 大阪府 大阪松竹座 □ スタッフ 三、「長崎十二景」 構成:竹邑類 監修:花柳壽輔 □ 出演 一、口上 坂東玉三郎 二、地唄「残月」 坂東玉三郎 三、「長崎十二景」 坂東玉三郎 / 小波津亜廉