【超RIZIN】皇治のリベンジならず、芦澤竜誠が激闘を制す
Yogibo presents 超RIZIN.3 2024年7月28日(日)さいたまスーパーアリーナ 【写真】勝利を喜ぶ芦澤と、呆然とする皇治 ▼第6試合 バンタム級(-61.0kg)5分3R 〇芦澤竜誠(フリー)61.00kg [判定3-0] ×皇治(TEAM ONE)60.85kg 芦澤はK-1で活躍。2018年6月の第2代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントで第3位に輝き、9月には小澤海斗に勝利。スーパー・フェザー級に階級を上げて臨んだ2019年6月に大岩龍矢に敗れて引退を表明したが、2020年9月のK-1 DX「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」で現役復帰を宣言。2021年9月にはかつて敗れた卜部弘嵩と約3年ぶりに再戦し、リベンジに成功した。2022年6月19日の『THE MATCH 2022』にてRISEのYA-MANとオープンフィンガーグローブマッチで激突もKO負け。 12月にK-1との契約満了を発表すると大晦日にRIZIN参戦を表明。2023年4月、因縁の皇治に判定勝ちするとキックは引退。大晦日にMMAデビュー戦を行ったが、太田忍に初回TKO負けを喫した。 皇治はK-1で活躍後、RIZINに移籍して2020年9月に那須川天心に判定負け。2021年大晦日のYA-MANに判定負け後、2022年3月に梅野源治に判定勝ち。2022年5月にはHEATでダウサコンにスプリット判定勝ち。2022年9月と11月にはボクシングルールのエキシビションを行い、約1年ぶりとなった2023年4月のキックルールでは芦澤竜誠に判定2-1で敗れた。試合後には引退を宣言したが、MMAファイターとして復帰。大晦日に三浦孝太を2RでTKOし、白星デビューを飾った。 1R、いきなり跳び込んでの左フックは芦澤もかわす皇治。キックより遠い間合いからコーナーに詰めて右で飛び込む皇治。 回る芦澤は、ロープ背に皇治の右をさばくと、ワンツーも深追いせず。皇治の左前手の強振は空振り。互いに右ロー、皇治は左ミドルを返すと組んでヒザは芦澤。詰めて右を返す皇治は首を抱えて組むが、剥がす芦澤。頭が下げての皇治の左を掴んで右ヒザは芦澤! さらに右カーフを突いて、出入り。詰める皇治は右を振る。左ミドルを当てる皇治は左右フックの連打もブロッキングで頭で受ける芦澤。空振りが増えて来た皇治。右ハイは芦澤がブロック。 2R、皇治は身体を立てて立つように。間合いを変えて詰めると芦澤が右! その手を脇に挟んで右を放つ皇治。右フックから組んで行く皇治だが上組みで、切る芦澤。皇治のワンツーをかわして右の飛び込みと首相撲ヒザ。さらに左ジャブ。皇治の右の飛び込みの頭に芦澤はヒザを突く、 互いにテイクダウンが無いなか、近づいて左ボディを当てる皇治、ワンツーで前にでると芦澤は誘い込むように後退。ロープに詰めてついに右を当てるが、そこに首相撲ヒザは芦澤! 右を突くが、ついにバッククリンチからボディロックして崩す皇治。しかし芦澤は立ちがり。 3R、右カーフを当ててコーナーに詰めた皇治は左フック! 崩れた芦澤にテイクダウンは皇治! しかしパウンドに右小手で立ち上がり芦澤は首相撲ヒザ! ここで皇治は首投げテイクダウン! しかしここもすぐに立つ芦澤はテンカオ! 皇治は顔を腫らせながら前に出るが、芦澤は左を返す。 互いにスタミナが厳しいなか、芦澤も首相撲ヒザで皇治を崩すと立ち上がった皇治が軸がブレながらも左右。芦澤もガード上がらずも右突いて左ヒジ、皇治の右の飛び込みをかわして左で皇治のバランスを崩すと、互いに殴り合いでゴング。両者はハグ。 判定は3-0で芦澤が勝利。皇治に「ありがとう」と伝えた。試合後、芦澤は「こんなもんじゃないです。もっと練習しないと。あと、皇治選手、引退しないでください。めちゃくちゃカッコ良かったです。ここまで1人でやってきて、ここに立ててる時点で勝ち組なんだ。友達いなくてもやれるんだよ。頑張ろうぜ」と語った。
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