50年前に購入したフィアット「X1/9」との壮絶イタ車泥沼生活とは? 21年ぶりに路上復帰したオリジナルコンディションをキープした1台を紹介します
21年ぶりの路上復帰を果たす
X1/9が長い眠りにつく前の最終車検は1988年7月14日とのことで、その後、“hirodent”さんは20年にわたって愛車を動かすことはなかった。 「いつかまた自分で直して乗ってやろうと思っていたので、2007年にインターネットを検索していたらX1/9のクラブが存在することを知りました。そこにメールで連絡し、アドバイスをもらったり、サポートしてもらったりして、自力復活へ向けての作業をスタートさせました。 すべて直したので、路上復帰まで2年かかりました。1人での作業は限界がありましたので、最終的にはプロにお世話になり、2009年7月30日に車検を通すことができました」 せっかく保ってきたオリジナルの状態を今後もキープしていきたいと話してくれたので、50年前に輸入されたディテールが色濃く残っているこの貴重な個体を、機会があったらぜひ見てほしい。
高桑秀典
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