偽造マイナンバーカードで消費者金融から融資を受けた疑い 顔写真の男らを逮捕 岡山
岡山西警察署は7日までに、岡山市南区の会社員の男(35)と岡山市北区のアルバイトの男(42)を偽造有印公文書行使、詐欺、窃盗などの疑いで逮捕しました。
調べによりますと、2人は他の人物と共謀して2024年2月、東京の消費者金融会社がインターネットに開設しているローンアプリに接続し、偽造したマイナンバーカードの写真を送信するなどして、借入限度額141万円の融資契約をさせた疑いです。そして、赤磐市内のコンビニATMで15回にわたって引き出した疑いです。 マイナンバーカードはアルバイトの男の顔写真を使い、住所・氏名を偽ったものでした。 調べに対し、会社員の男は容疑を否認しており、アルバイトの男は「会社員の男に言われ、他人になりすまして契約を申し込んだが、金を引き出したことは知らない」などと供述しています。 会社員の男は9月、同様の手口で同じ消費者金融会社から50万円だまし取った疑いで逮捕・送検されています。警察がさらに余罪を捜査しています。
KSB瀬戸内海放送