村長も“なり手不足” 引退表明の77歳村長が一転…苦渋の出馬表明「誠に不本意」 立候補の動きなく決心
7月に行われる下條村長選挙(長野県)で、引退を表明していた77歳の現職村長が、発言を撤回し立候補を表明しました。 下條村・金田憲治村長(77): 「誠に不本意ではありますが、出馬を決心したところでございます」 7日に開会した6月議会の冒頭、こう述べた77歳の金田憲治村長。 金田村長は現在2期目。2024年3月の議会では、「公約した事業はおおむね果たせた」などと今期限りでの引退を表明していました。 下條村・金田憲治村長(77): 「出馬しないことを表明して2ヵ月余りが過ぎましたが、表立った立候補の動きを聞くことができない中で、『誰も出馬しなかったら』と手をあげようとする人が万が一にもいるなら、そんな消極的な候補に村政を委ねるわけにはいかない」 村長選を巡っては、これまでに立候補の動きがない中、苦渋の出馬表明となりました。 村長選は7月2日告示、7日投開票の予定で、このままの状況が続くと金田村長が無投票当選で3選する可能性もあります。
長野放送