東山動植物園に「ヤブイヌ」が仲間入り 飼育展示は2年ぶり
名古屋市千種区の東山動植物園に、ヤブイヌが仲間入りすることになりました。 来園するのは、2022年1月30日に「神戸どうぶつ王国」で生まれた2歳のオスで、愛称は“ヒロマル”。担当者によると、穏やかで臆病な性格だということです。 ヤブイヌは南米に生息する犬の仲間で、タヌキに似た暗褐色の体毛をしています。草木が生い茂る深い藪の中でも歩きやすいように、胴長で手足が短いのが特徴です。 同園は、1986年に国内の動物園では初めてヤブイヌの飼育展示を行い、繁殖にも成功しています。2022年にメスの“アンコ”が病死して以降、ヤブイヌの飼育展示は行っていませんでしたが、2年ぶりに“ヒロマル”を迎えることになりました。 来園予定日は5月28日。公開日は未定ですが、体調などに問題がなければ1週間程度で公開できる見込みだということです。