センクシア、露出型柱脚工法に新型追加。高強度柱へ適用範囲拡大
総合建材メーカー、センクシア(社長・笠原伸泰氏)は1日、露出型柱脚工法「ハイベースNEO工法」に新型式を追加し販売を開始したと発表した。ニーズの高まる高強度柱へ適用範囲を拡大したもので、日本建築センターの評定及びアンカーボルトセットは国土交通大臣認定を取得している。 本工法は鉄骨造及びCFT(コンクリート充填鋼管)造柱用の露出型柱脚工法。性能の信頼性や施工の安全性、省力化に資する製品として長年安定した実績を築いている。 今回、ベースプレートに高強度鋼板(TMCP385)を採用。日鉄建材の「UBCR365」やJFEスチールの「JBCR385」などF値325N/平方ミリメートルを超える高強度ロールコラム柱へ適用範囲が広がり、設計の自由度が向上した。 適用柱のサイズはニーズの高い550ミリ角の角形鋼管柱を始め450ミリ、500ミリの3型式をラインアップ。性能は実大実験により確認しており、各種評定や認定を取得している。今後、積極的に拡販し、ニーズに応じた適切な柱脚選定に寄与していく方針。