次期衆院選・共産候補岐阜1区に山越徹氏、2区に三尾圭司氏を擁立
共産党県委員会は20日、次期衆院選の公認候補として、岐阜1区に党岐阜市委員長の山越徹氏(54)=同市柳津町上佐波=、2区に党西濃地区副委員長の三尾圭司氏(47)=大垣市三津屋町=をそれぞれ擁立すると発表した。両氏とも新人。 県庁で会見した山越氏は、給付型の奨学金の推進や消費税の引き下げを掲げ、「暮らしや平和を守る政治への転換のため力を尽くしたい」と強調。三尾氏は若者世代の賃金引き上げや少子高齢化対策を訴え、「野党と市民の共闘で、自民党政治を打ち倒したい」と述べた。 山越氏は2017年の衆院選比例東海、21年の衆院選に立候補し、落選。三尾氏は21年の衆院選、翌22年の参院選に立候補して落選した。両氏とも国政への挑戦は3回目となる。次期衆院選岐阜1区では自民現職の野田聖子氏(63)=10期目=の出馬が見込まれるほか、立憲民主党が擁立の準備を進める。2区は自民現職の棚橋泰文氏(61)=9期目=の出馬が見込まれ、参政党新人の瀬尾英志氏(39)が立候補を表明している。
岐阜新聞社