メッツとの第６戦では４番を務めたエドマン。(C)Getty Images

　ロサンゼルス・ドジャースは現地10月20日に開催されたリーグ優勝決定シリーズの第６戦でニューヨーク・メッツと対戦。３勝２敗で迎えた一戦を10－５で制し、ニューヨーク・ヤンキースが待つワールドシリーズへ駒を進めた。 【画像】大谷翔平＆真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け！ 愛犬デコピンも登場 　今シリーズで圧巻の活躍を見せてMVPを獲得したのが、トミー・エドマンだ。メッツとの６試合で打率.407の11打点を記録し、「４番・遊撃」で先発した第６戦でも５打数２安打４打点と好パフォーマンスを披露した。 　そんなエドマンは、アメリカ国籍で韓国人の母を持つ韓国系アメリカ人。2023年３月に行なわれたワールドベースボール・クラシックでは、韓国代表で参戦していた。同国メディア『sportal korea』はドジャースでの活躍について「“韓国系”４番が目覚めた」と綴り、次のように称えた。 「中心選手であるフレディ・フリーマンが怪我で出場できない状況で、エドマンが期待以上の活躍を見せたおかげで、ドジャース打線に大きな空白を感じさせなかった。怪我とリハビリで2024年が暗いスタートとなったエドマンは、ドジャースで逆転を起こし、ワールドシリーズ優勝まで視野に入れている」 　また韓国紙『ソウル新聞』も「シリーズ６試合すべてでヒットを記録し、4割打率を記録した。11安打11打点の記録は、彼がどれほど素晴らしい活躍を繰り広げたかを示している」と絶賛。さらに今シリーズで２本塁打を放った大谷翔平を挙げつつ「オオタニを超える大活躍だった」とエドマンに賛辞を贈っている。 　ワールドシリーズでも輝きを放ち、ドジャースを世界一に導けるか。注目の初戦は、26日に行なわれる予定だ。 構成●THE DIGEST編集部