計算し尽くされた「配線」と「視線の居心地」。コクヨのデスクが進化しすぎ
視線が交わりずらい。美しく機能的なラウンジテーブル
こちらは機能性とデザイン性したブランド「SAIBI」のラウンジテーブル、「SAIBI-LX」のコミュニケーションタイプ。 ユニークなのが、高さの異なる3つのテーブルを合体させていることですね。丸みを帯びたフォルムはデザイン性の高さを感じますし、なによりオフィスの中をふっと柔らかな印象に変えてくれそう。 また、3つのデスクそれぞれの高さが異なることで、視線が交わりにくく計算されているとか。広い場所のひとつのテーブルに集まっていながら、どこかパーソナルな空間が保たれている。といった冴えたアイデアです。 天板とのスキマをよ~く見ると、実はコンセントが隠れていて、ここから電源を取れるのも偉い。デザイン家具のようで、機能性も担保されているのがさすがコクヨ。
計算された距離感で働きやすいソロワーク用テーブル
こちらはおなじく「SAIBI-LX」のソロワークタイプ。 広い天板が設けられていて、自由な場所で作業ができるタイプですね。こちらは高低差はありませんが、座る位置をずらすことで視線が交わらないようになっています。 また、中央の電源タップを兼ねたディスプレイオブジェを挟むことで、広い空間ながらも隔たりを感じさせるようなデザインに。 実際座ってみた様子がこちら。 中央に何を置くか? は自由ですが、こうして目線の高さにちょうど緑が置かれていると、奥からの視線は感じにくくなりますね。人は居るのは認識できるけど、意識がそこまで向かない。と言ったら良いんでしょうか。電源もそこから調達できますし、これ、本当によく考えられてるなぁ。 なにより、どちらも有機的な造形で、それぞれ心地よい場所に座ることができるってのがいいですね。ただ広いテーブルをドーンと置いて「さぁここで仕事をするのだ」なフリースペース、ワークプレイス構築はもうレガシーなんだな。というのを強く感じましたね。 こうしてワークプレイスが変われば、仕事に向かうスタイルが変わり、スタイルが変われば企業のカルチャーも変わっていく…。「弊社のオフィス、こうしたいんだよなぁ…」といった願いがあるなら、一度コクヨに相談してみるのも良いしれませんね。 自社のカルチャーにマッチしたフロアデザインはもちろん、「自社ビル一棟まるごとリノベーションサービス」なんて、トンデモ規模なリニューアルも用意されていますので! いやぁ…、コクヨに頼めばなんとかなる。感がスゴイわ。 Source: コクヨ
小暮ひさのり